【夏本番前にご注意】~エアコントラブル!後編~
こんばんは!またまたヒロです^^
前回に引き続き、エアコンのお話!
後編では故障した部分である、
エアコンシステムの要、コンプレッサーだけを
交換したらまたすぐに壊れちゃった!!
リビルトのコンプレッサーだから?
いえいえ、ほとんどの場合は
コンプレッサーに原因があるのではなく、
コンプレッサーだけしか交換しなかったことに原因が!
前編でご紹介したように、
エアコンはいろいろな役割を持った部品が集まった
システムで構成されています。
まず、どのリビルトメーカーのコンプレッサーを注文しても、
取扱説明書には以下のような文言が書かれています。
・リキッドタンク、エキスパンションバルブは必ず交換すること
・コンデンサー、エバポレーターは必要に応じて交換すること
・これらを怠った場合は保証対象外
ざっくりとこんな内容が記載されています。
コンプレッサーは、ガスを圧縮するために
エンジンと同じようなピストンがついていたりしています。
(中には渦巻き形状のスクロールタイプなども)
当然、内部はオイルで潤滑されていますが、
エンジンも距離を走ればオイルが汚れていくように、
コンプレッサーもオイルが汚れたりしてスラッジなどの
異物が発生していきます。
そういった汚れや異物が、エアコンサイクル内で詰まりなどを
引き起こしエアコンの効かなくなったり、ガスが異常圧縮されて
高圧になりすぎてコンプレッサーが焼きついたり・・・。
そんな原因があるのに、
その部分は手をつけず(部品を交換せず)に、
コンプレッサーだけ交換してもそりゃまたすぐに壊れるというもの。
まず、要交換部品であるリキッドタンク。
これは配管途中に設置されていて、
中には乾燥剤が入っているのでドライヤーなどとも
言われる部品。
エアコンシステムに有害な水分を除去したり、
異物を除去するフィルター的な役目を持っている部品。
そんな部品だから、けっこう汚れがたまってたりしますし、
乾燥剤がドロドロなんてことも。
だから、この部品は必ず交換しないと、
せっかくコンプレッサーを交換してもまた汚れを
システム内にばら撒いてしまうんです!
次にエキスパンションバルブ。
これは、簡単に言ってしまえば霧吹き。
1mmにも満たない微細な穴から液化した冷媒ガスを噴射する事で、
液体の蒸発に伴う吸熱効果、気化熱で冷気を得ることができます。
エキスパンションバルブは、こんな微細な穴をもつ部品のため、
ちょっとした汚れでつまってしまいますし、洗浄しようにもなかなか
つまった汚れは取れないので要交換部品に指定されているんですね!
次にコンデンサー。
見た目的にはラジエターのように風を受けるための
フィンがついた形状。
そしてこれは、気体であるガスが液体に変化するために必要な部品!
コンプレッサーで圧縮された高温のガスが、コンデンサーを通過し
走行風やファンで風を受けることで熱が冷やされ、
冷媒ガスは気体から液体へと変化します。
コンデンサー内部も汚れがたまりやすく、
洗浄しても汚れが取りきれない場合が多いため、
状況によっては新品交換が望ましい部品。
またフィンの部分が汚れたり、
冷却ファンが故障して高温ガスをうまく冷却できない
状態になっていても、コンプレッサーを交換しても
エアコンが効かないなんてことが!
当然、これらの部品の交換・洗浄だけでなく、
配管の洗浄(ひどい場合はパーツクリーナー吹いて洗浄する!!)も
必要です。
なので、エアコンが故障すると
部品にかかる金額もさることながら、
大掛かりな作業で工賃もかさんでしまいがちです。
部品はリビルト部品や社外新品で手配すれば
コストを抑えることができます。
修理に費やせる予算は当然事情によって
前後してしまうもの。
しかし、予算を抑えることばかりを考えて、
故障の原因を取り除かずに、コンプレッサーだけ交換しても
かなりの確立でトラブルが再発してしまいます。
最初にケチってしまった事で、コンプレッサーのクレームが効かず
さらにまた交換工賃が発生して・・・まさに安物買いの銭失いのような
状況になってしまいかねません。
エアコンが故障した。
そんな時は、部品単体での修理・交換ではなく
エアコンシステム全体での修理をしっかりと
考える必要があります・・・
どうぞご注意くださいませ!
もしエアコンの修理をしなければならないような状況で、
整備工場さんやディーラーさんの説明や見積内容に
わからない点や疑問点がございましたら、
お気軽に当ブログにお問い合わせくださいませ。
部品お見積以外にも、修理に関するちょっとした疑問にも
お答えしたいと思います!
愛車を修理するか、それとも・・・?!
「修理代が思った以上に
かかってしまいそう・・・」
「キョリも年数も乗ったし
どうしようか?!」
もしあなたが修理をしないで
他のクルマへ買い替えるのも
一つの選択肢として考えるのであれば
それが新車であったとしても、
中古車であっても知っておかないと
損をしてしまう注意点があります。
それは・・・
あなたのクルマには価値がある!
あなたは自分の愛車に
どれぐらいの買取査定がつくか
イメージがわきますか?
いま愛車にどれぐらいの
価値があるのか、
買取相場はいくらなのか
といったことを把握してなければ
大きな損をする可能性があります。
自分もクルマを買い替える時に
驚きの出来事がありました。
6MTのスポーツ車、
CL7アコードユーロRを
11年乗って12万3000㎞。
結構距離を走っているし
10年越えのクルマだけど
「ユーロRなんだから10万や
15万くらいの値はつくだろ」
と思っていたんです。
近所の中古車販売店に
気になる車の出物があったので
クルマを見に行ったついでに
その販売店に下取り金額を
聞いてみると・・・
10年超えてるので
当店では買取できませんね~
という、衝撃の一言。
さらに追い打ちで、
1~2万ぐらいは値引きしますよ~
なんてことを言われ・・・。
さすがにこれじゃ
乗換えするにも予算不足と思い、
インターネットの無料一括査定で
12万㎞オーバーで10年越えの愛車が
本当に値がつかないのか確認を
してみたんです!
一括査定を申し込んだら各社から
ポツポツとメールが帰ってきて
・A社・・・15万円(おっ?!)
・B社・・・20~30万円(えっ!?)
・C社・・・30~50万円(いいんですか!?)
と、販売店では
「買取できません!」と言われた
12万㎞オーバー10年越えのクルマが
結局45万円で売却することが
出来ちゃいました^^
いま思えば屈辱だった
買取できませんという言葉も
あの時に
「15万で買取りますよ!」
なんていわれていたら
30万円も損するとこでした・・・。
こんな経験が実際にあったので
あなたも愛車の価値は知っておいて
損はないはずです!
大切に乗ってきた
愛車を修理するにしても、
修理せずに他のクルマへ
乗換えをするにも、
まずはネットの一括査定で
「買取相場はいくらか」
ということを知っておけば、
きっとあなたの
選択肢が広がるはず。
残念ながら
「そんな金額なの?」という
予想を下回る査定であれば
修理をして乗リ続ける方が
メリットあるなと判断ができますし、
逆に一括査定の結果が
「スゴ!高っ!!」
っていう想像以上に高額な
買取り査定がでるのであれば
値段が高いうちに
気になる新車や中古車へ
オトクに買い替えることも
できちゃいますしね^^
まずはあなたの愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?
ネットで簡単に愛車の下取り最高値がわかる無料一括査定サービスはコチラ
↓ ↓ ↓
修理代がこんなに安くなった?!【実例】公開中!
→お見積もり、各種お問い合わせはこちらから。(何でもどうぞ!)タグ
エアコン修理、エアコン故障、エキスパンションバルブ、コンデンサー、リキッドタンク2012年4月24日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:エアコン