R-12代替ガスで修理は故障の元?!

大容量オルタネーター

発令

こんにちは♪ ヒロです^^

夏前という事もあり、
またまたエアコン関係のお話ですが、
今回はエアコンガス=冷媒のお話!

「R-12代替ガス」って何ですかという
ご質問もいただきます。

代替ガスを含めカーエアコンに使われる
冷媒にクローズアップ♪

オゾン層を破壊することで、
生産が中止されてしまったガス、
フロンガスと言えばコレ!みたいな感じもある
R-12のエアコンガス(以下 冷媒)。

R-12はオゾン層さえ壊さなければ、
化学的に安定してて冷却効率もいい夢の物質だったようです。
(新たに製造する事は禁止されてしまったガスです。)

さて、カーエアコンに使われている冷媒には、
このR-12の他、R-134a(95年以降のクルマはみんなコレ)、
代替ガスと呼ばれる冷媒の3タイプがあります。

冷媒によって、カーエアコンのコンプレッサーの中に入れる
潤滑油=冷凍機油の種類が異なってきます。

・R-12   →ナフテン系鉱物油
・R-134a →化学合成油(PAG=ポリアルキレングリコール)
・代替ガス  →上記鉱物油or化学合成油

なぜ冷媒によってオイルが変わるかというと、
エアコンのシステム上の都合から、
コンプレッサーを潤滑する冷凍機油は、
冷媒と一緒に配管内を回ってしまうんです。

だから冷媒にオイルが相溶(溶け込む)をしないと、
冷媒と一緒に配管内をスムーズに移動することができない
=オイルが配管内のどこかにたまってしまい、
コンプレッサー内部にオイルがなくなっちゃう→焼き付き!!
という怖い結果になってしまうんです!

だから冷媒によってオイルを変えなければならないんですね。

R-12は、そのガスの成分に塩素がついてるゆえ、
オゾン層を破壊してしまい製造禁止物質になってしまいましたが、
塩素はそれ自体が潤滑性を持っていたので冷凍機油自体には
潤滑性能はあまり求められず、低温でもワックスが析出しない事や、
不純物が極めて少ないクリーンさが求められました。

R-134aは、オゾン層を破壊する塩素は含まれていません。
そのためガス自体の潤滑性がR-12に比べ大きく落ちます

なので今度はオイル自体に潤滑性能をしっかりと持たせます。
R-134aには鉱物油は相溶しないので、
R-134aと相溶する化学合成油(PAG)が使われるんです。

最後に残されたのが「代替ガス」。
コレは何かと言うとR-12が製造中止になっている状況で、
R-12は市場での入手性もさることながら、値段が高い!
そんな中で誰が考えたのかR-12冷媒を使っている
クルマがR-12を使わなくてもエアコンが効かせられる様に
するために開発されたガス。

中身はというとだいたいが、
9割以上がR-134a。 
そしてほんの僅かにイソブタン(100円ライターの中身)。
※最近のノンフロン冷蔵庫の冷媒はこのイソブタンです!

さてこの代替ガスの特徴は、
化学合成油より安価なR-12用の
鉱物油を使えること!

鉱物油はR-134aに相溶しませんが、
ほんの僅かに配合されたイソブタンに
鉱物油を溶かし込みシステム内を循環できるようにしています。

しかしここで注意が必要なのは、
R-134a → 潤滑性乏しい
鉱物油の冷凍機油 → 潤滑性乏しい

代替ガスの主成分のR-134aも、
鉱物油の冷凍機油も潤滑性が乏しいもの同士!

なので、コンプレッサーが焼きつくリスクは飛躍的に高まります。
主製分がR-134aなのでオイルは数千円高くはなるでしょうが
化学合成のPAGオイルを使うのがいいかもしれませんね。

また代替ガスはR-12のクルマに使うことを対象にしていますが
代替ガスを使用する圧力とR-12の圧力はことなるので、
代替ガスを使われるクルマによっては、コンプレッサーと
代替ガスの相性が悪くかなりの確立で焼きつく車種もあるようですので
注意が必要ですね!

因みにリビルトコンプレッサーは、
代替ガスを使用すると保証対象外になってしまいますので、
こちらも注意が必要ですね!!
 

◆愛車を修理するか、それとも・・・?!

「修理代が思った以上に
 かかってしまいそう・・・」

「キョリも年数も乗ったし
 どうしようか?!」

もしあなたが修理をしないで
他のクルマへ買い替えるのも
一つの選択肢として考えるのであれば

それが新車であったとしても、
中古車であっても知っておかないと
損をしてしまう注意点があります。

それは・・・
あなたのクルマには価値がある!

中古車 買取
ということ。

あなたは自分の愛車に
どれぐらいの買取査定がつくか
イメージがわきますか?

いま愛車にどれぐらいの
価値があるのか、

買取相場はいくらなのか
といったことを把握してなければ
大きな損をする可能性があります。

自分もクルマを買い替える時に
驚きの出来事がありました。

6MTのスポーツ車、
CL7アコードユーロRを
11年乗って12万3000㎞。

結構距離を走っているし
10年越えのクルマだけど

「ユーロRなんだから10万や
15万くらいの値はつくだろ」

と思っていたんです。

近所の中古車販売店に
気になる車の出物があったので

クルマを見に行ったついでに
その販売店に下取り金額を
聞いてみると・・・

10年超えてるので
当店では買取できませんね~

という、衝撃の一言。
さらに追い打ちで、

1~2万ぐらいは値引きしますよ~

なんてことを言われ・・・。

さすがにこれじゃ
乗換えするにも予算不足と思い、
インターネットの無料一括査定で

12万㎞オーバーで10年越えの愛車が
本当に値がつかないのか確認を
してみたんです!

一括査定を申し込んだら各社から
ポツポツとメールが帰ってきて

・A社・・・15万円(おっ?!)

・B社・・・20~30万円(えっ!?)

・C社・・・30~50万円(いいんですか!?)

と、販売店では
「買取できません!」と言われた
12万㎞オーバー10年越えのクルマが

結局45万円で売却することが
出来ちゃいました^^

いま思えば屈辱だった
買取できませんという言葉も

あの時に

「15万で買取りますよ!」

なんていわれていたら
30万円も損するとこでした・・・。

こんな経験が実際にあったので
あなたも愛車の価値は知っておいて
損はないはずです!

大切に乗ってきた
愛車を修理するにしても、

修理せずに他のクルマへ
乗換えをするにも、

まずはネットの一括査定で
「買取相場はいくらか」
ということを知っておけば、

きっとあなたの
選択肢が広がるはず。

残念ながら
「そんな金額なの?」という
予想を下回る査定であれば

修理をして乗リ続ける方が
メリットあるなと判断ができますし、

逆に一括査定の結果が

「スゴ!高っ!!」

っていう想像以上に高額な
買取り査定がでるのであれば

値段が高いうちに
気になる新車や中古車へ
オトクに買い替えることも
できちゃいますしね^^

まずはあなたの愛車の価値、
確認してみてはいかがでしょうか!?

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2012年4月28日 | コメント/トラックバック(0)|

カテゴリー:エアコン

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