【番外編】そのエンジンオイルに魂は宿っているか?【後編】
ヒロです^^
さて前編から続いてまいりました、
おススメのエンジンオイル「SUNOCO」♪
後編では、SUNOCOのエンジンオイルが
どのように製造されているかをクローズアップ!
千葉県市川市のSUNOCOの
製造プラントおよび技術研究所。
製造設備の片隅で技術者が
座り込んでオイルと不気味な?薬品を混ぜ混ぜしている
ことは日常茶飯事。
何をしているかたずねると、
「次のレース用のオイルを試作中~♪」
と、フォーミュラのミッションオイルを混ぜ混ぜしてるのでした。
このSUNOCOの製造設備が特徴的なのは、
ドライエアー方式とよばれる
ブレンディングタンクでオイルに添加剤を攪拌している事!
通常はタンクの中にプロペラがついていて、
プロペラが回転することでオイルに添加剤が攪拌されるが、
これではタンク内の湿気などもオイルの中に取り込んでしまったり、
プロペラ部の機械油が混入する危険性があったりする。
それに比べドライエアー方式は、
タンクの底から乾いた熱風を
ボコボコと送り込むことで攪拌工程を行う。
なぜこんなコストの
かかるような製造設備にしたかというと、
SUNOCOの世界的な主力製品に関係するんです。
それは、冷凍機油。
旧ガスのカーエアコンのコンプレッサーオイルには、
OEMも含めるとほぼ100%近く
このSUNOCOのオイルが入っていたほど!
現在でも、カーエアコンをはじめオフィスや家庭などの空調機、
冷凍機・冷蔵庫など様々な「冷やす」場面でオイルが使われている。
この冷凍機油の性質上、オイルに含まれる水分を
徹底的に除去しなければならないため、必要に迫られて
作り出されたブレンディング方式がドライエアーなんです。
それが、エンジンオイルをはじめ
工業油などの製造にも用いられる事で
他社とは一線を画す優良な品質を生み出しているんです!
さらにこのブレンディングタンクには温度モニターがついていて、
現場の人間が時間と温度をチェックしています。
何をしているのかと聞いてみると、
「この添加剤を入れて○分間攪拌した後、油温が規定値を下回らないか見てるんだ」
とのこと。
数多く処方される重要な添加剤。
ただ混ぜればいいのではなく、
攪拌時の油温が規定値を下回ると
添加剤の能力が落ちて性能が出ないそうだ。
そのため、もし規定値を下回るようなことがあると、
もう一度作り直しになってしまうんですって!
技術開発も独特なSUNOCO。
そのバックボーンは世界的なシェアを誇る
先程にも出た「冷凍機油」。
例えば家の冷蔵庫。
10年以上、24時間365日、休むことなく
動き続けているコンプレッサーを潤滑するオイル。
当然オイル交換などしない環境。
そして冷凍システムの中を冷媒(ガス)と一緒に循環し、
100℃近くまで熱せられたり-20℃程度まで冷却されたりを
延々と繰り返される非常に過酷な環境。
この特殊な環境下で確実な潤滑と耐久性を確保する技術が、
自動車用エンジンオイルにも確実に生かされています!
【製品ラインナップ】
・BRILL(ブリル)
シビック-Rワンメイクレースなどでそのまま使用されるほどの
レーシングオイル(エステルベース全合成油)
※ミッションオイルもラインナップ!粘度番手140番シングルなんていうのもございます!
・Svelt(スヴェルト)
エステル配合の全合成油。最新の欧州車対応。
ハイブリッド車から、チューンド大排気量ターボ車までカバーするプレミアムオイル。
・airy(エアリー)
ベーシックグレードながら、エステルを配合し、
ポテンシャルを大幅に引き上げた部分合成油。
・レースガソリンGT PLUS
レースユースの特殊ガソリン
その他、ミッションオイル・ディーゼルエンジンオイルなどもラインナップ♪
こだわりのオイル、SUNOCO。
魂のこもったオイルを是非体感していただきたいと思う今日この頃!
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シビックR、レーシングオイル、レースガソリン、ワンメイクレース、冷凍機油、SUNOCO2012年4月14日 | コメント/トラックバック(0)|
カテゴリー:エンジンオイル