コスト削減、ISO対策に【油漏れ防止作動油】

大容量オルタネーター

発令

こんばんは!ヒロです^^

今回のお題は、工場の機械に
使用される「油圧作動油」!

世界トップクラスになった某国内自動車メーカーの
ミッションなどを製造するグループ企業でも採用されたオイル。

それは、
【油漏れ防止作用を持った油圧作動油】

今回はそのオイルをクローズアップ!!

そのオイルを採用した会社は、
名前を聞けば誰しもが知っているような会社ですが、
ある問題で困っていました。

その問題とは・・・
「機械からの油漏れ」。

三菱重工業製 850MM3(射出成形機 850トン タイプ)を
2台持っている同社。

機械の下にはオイル溜まりができるほど
ポタポタとオイルが漏れ出し、作動油の継ぎ足しや
漏出したオイルの廃棄などで困っていました。

そこで日本サン石油の「油漏れ防止作動油」を、
1台だけ投入し比較試験を行ったところ
ピタッと油漏れが止まったため大騒ぎに!!

従来の作動油を使い続けたもう一方の機械には
水たまりのようなオイルだまりが発生していますが、
日本サン石油製「油漏れ防止作動油」を投入した機械には
オイルだまりも発生せず、機械のまわりの床もキレイな状態を
保つことができていました・・・!

このオイルにじみを止めたヒミツ。
それは・・・【ナフテン系オイルの配合】

一般的な作動油には中東などを原産とした
パラフィン系オイルが使用されます。

鉱物油系エンジンオイルにも使用される
パラフィン系オイルは、ナフテン系に比べ粘度指数も高く
工業用途に適していますが、機械の接合部に用いられる
ゴム製のパッキン(Oリング)を収縮させる傾向があります。

当然パッキンに使われるゴムは耐油性のゴムですが、
永年の使用によ徐々にパラフィン系オイルによって収縮していき
機械の接合部にすき間が発生、オイルにじみやオイル漏れへと発展していきます。

その点、日本サン石油の【油漏れ防止作動油】に配合されたナフテン系オイルは
ゴムを膨潤(膨らませる)作用があります。

この作用によって、収縮していたパッキンのゴムを元の状態に戻し、
しっかりとオイルラインや機械の接合部の機密性を復活させることで
オイルの漏れやにじみを防止することができるようになるんです!!

もちろん、膨潤させすぎればまた隙間ができてオイル漏れにつながってしまうので、
数多くのゴムの膨潤度合いを試験し、絶妙な配合量を実現することで
機械からのオイル漏れをしっかりと止めることに成功しました!!
(ゴムに無理をかけることなく膨潤させるため約3ヶ月程度でオイル漏れが止まります^^)

このオイル漏れが防止できることで得ることができる
メリットはいろいろとあります。

・オイルを継ぎ足す必要がなくなる
(廃棄ロスや作動油購入コストの低減、現場作業者の効率化!)

・オイルが土中へ漏出などの環境汚染の防止

・ISO 14001の更新目標項目にできる(対外アピール)

作動油購入コストの低減や、廃油処理コストの低減といった
目に見えるコストの削減のほか、作業者が手を止めて作動油を継ぎ足したり、
機械のまわりの床を清掃したり廃油を処理したりといった目に見えない
時間のコストの削減につながったりといろいろなメリットにつながる
【油漏れ防止作動油】!

このブログを通じてもお見積もりをすることができますので、
機械の油漏れでお困りの工務課の方や購買部の方など、
改善をお考えの場合にはお気軽にお声かけくださいませ^^

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