【番外編】クルマは電気で動いてる!!~アンペア アップ オルタネーター~
こんばんは!ヒロで~す^^
今回は番外編!
最近だいぶ『電気自動車』がクローズアップされていますが、
ガソリン車やディーゼル車だって、『電気で走ってる』といっても過言じゃないんです!
今日は“電気とクルマ”にまつわるお話!!
特に『オーディオ&光りモノ』をたくさんつけてる方、必見?!でっす!!
ETC・ナビ・オーディオ・パワーウインドウ・パワースライドドア・ヘッドライト・・・
ちょっと考えただけでも色々と電気を使っていますね、クルマ!
そもそもガソリン車は燃料に火をつけるのも電気=『スパーク』ですし・・・
クルマの電気はどこから来るのか。
バッテリー。
・・・正確にはちょっと違います。
バッテリーは、『電気をためておく入れ物』です。
電気は、オルタネーター=発電機で作られます。
ここで作られた電気が、バッテリーに貯蔵されます。
オルタネーターの出力は、
軽自動車で50~60アンペア。
普通車で80~100アンペア。
至れり尽くせりな高級ミニバンなどで100~150アンペア。
パワーシートや、シートヒーター、前後独立エアコン、ナビ&後席モニター・・・といった、
電動アイテムが満載されている高級車は電気を良く使うため、大きな出力のオルタネーターが付いています。
それに比べて、軽自動車ではエンジンルーム内のスペースの制約もあってか、
小さなサイズの発電機(=オルタネーター)しか搭載できず、出力も小さなものになってます。
この小さな出力の発電機の軽自動車で、
オーディオなどにこだわろうとすると大変です・・・
・ハイグレードなアンプ(電気たくさん使う!)
・ウーハー(低音出すのが一番電気使う!!)
・ネオンでキラキラ♪モニターもいっぱい!(当然電気の大量消費!!)
こうなってくると、すぐに消費電力のほうが発電量を上回り、
モニターが消えたり、オーディオが使えなくなったり・・・。
さらにバッテリーがすぐにあがってしまう!エンジンもかからない!!など、
せっかく色々つけたのに電力不足で使えない!クルマも動かない!!なんて事態に陥ってしまうんです。
これを解決する裏ワザがオルタネーターの『アンペアアップ』。
出力を大きくしてあげて、電気に余裕を持たせてあげることができるんです!
アンペアアップは、
①銅線の巻き数を増やす
②ステーターの容量UP
ざっくり言うとこの2つの方法で、
発電量を増やす=アンペアアップを図ります。
①の『銅線の巻き数を増やす』は、
発電機の内部にある、グルグル巻きになっているコイルの
巻き数を増やしてあげることで、発生電力が高まります。
(昔、理科で勉強したような気が・・・)
そして、高まった電力をしっかりと“吸い上げる”ために、
②のステーターの容量もUPしてあげます♪
ただし注意点が。
『巻き数&容量UP』すると言うことは、
発電機(オルタネーター)のサイズが大きくなることを意味します・・・!
車種によっては、エンジンルーム内のスペースなどの問題から、
アンペアアップできない車種があります。
そして発電能力が高まると、『磁力抵抗』も大きくなります。
(昔、理科で習った“まき線の中で磁石を~電気が作られ~”のアレです!)
単純に考えると、電気的な負荷が高くなるので、
通常は燃費や走りに悪影響を及ぼします。
しかし、電気が不足している状態の時よりも、
アンペアアップによる抵抗が増えてもしっかり電気がクルマに供給されることで、
確実なスパークが完全燃焼を促進しトルクアップや燃費に効きます。
もちろん、オーディオ関係にこだわってる方のクルマは、
ちゃんとオーディオを作動させるだけでなく、
たっぷりと電気が流れることでそのシステムが持つ力を余すことなく
使いきることができる=いい音を奏でてくれるルル~♪
だから、
発電の負荷増大によるデメリット← →電気不足解消によるメリット
このバランスがどちらに傾くかが問題。
でもクルマはナビなどの電装品の追加や、車体やアース線の劣化による
抵抗値の上昇なんかもあって、だいたいが『電気不足』になってるから
アンペアアップによって、メリットを受ける方が大きいですよ!きっと!!
『アンペアアップオルタネーター』
さらに、その超進化版といえる“○○○”もあります!
それはまた今度ご紹介しますね♪
次の記事>>>超進化版○○○とは?
修理代がこんなに安くなった?!【実例】公開中!
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アンペアアップ、オルタネーター、トルクアップ、電力不足2011年11月23日 | コメント/トラックバック(0)|