リビルト品で修理する時の疑問 Q&A
リビルト品や修理に関する、Q&Aを集めました。
良くいただくお問い合わせなどから、参考になりそうなものを載せていきます。
違います。
それぞれの写真左が元の部品、右がリビルト部品です。
例:セルモーターの場合
リビルト品って、こんなに見た目もキレイなんです♪
リビルト部品は、元になる部品の消耗や劣化した部分を新しく交換して、
新品のような状態に仕上げたものです。中古部品とは異なります。
基本的には同等です。
しかし、中には純正部品の壊れやすい部分に対策を施したり、
リビルトする際に内部部品をより新しい世代の部品を使うなどして
純正新品以上の性能を発揮するリビルト部品もございます!
本当です。
リビルト部品は、業界全体に共通するような製造基準がなく、
どこから、どこまでをどの様に、仕上げれば「リビルト部品です」といった決まりはありません。
その判断は各業者にゆだねられるため、
製造している業者によって質が異なってしまうのは、
当然と言えば当然かもしれません。
ですので、もし質の悪いリビルト部品に当たってしまったら、
すぐに壊れてしまったり、性能面で劣る可能性もあります。
違います。
リビルト部品は、基本的に代品による保障や部品代の返金保証です。
なので、取り付けにかかった工賃などは含まれていません。
再度部品交換などをする場合の工賃は、自己負担となる可能性が高いです。
万が一の場合、そうならないためにも、
出来るだけ信頼のできる所から、質の高いリビルト部品を選ぶようにしましょう。
・・・。
なんともいえないですね。たまたまクレームのロットのものだと、
取り付け後数日で不調なんて事もたまにあります。
そんな目にあった方は、「やっぱりリビルトは・・・」って思うでしょうね・・・。
ただ、新品部品も壊れないものではないですし、
新品の問題点を改善した、対策品のリビルト部品もあります。
どれを比べるのか?によりますので、これは、一概には言えないでしょう。
この部品大丈夫?って聞いてくれたら、部品屋ヒロがお答えしますよー^^
品質に差はありません!(製造業者が同じであれば)
リビルトは元々他の人が使っていたものなので、
元所有者の扱い次第で、品質に差があり、
結局、運次第ということになるのでは?
という意味の質問ですね。
リビルトの原料は、ご指摘の通り様々な破損状況で集まってきます。
しかし、それぞれどの部分が破損してるか、消耗してるかを確認し、
内部部品の交換を行って、一定の品質に収斂させています。
余談ですが、この車のこの部品は、だいたいどのコアも○○円くらいの修理コストが
かかるからこの値段で販売しよう、といったような平均値で工場はコスト設定しています。
また、あまりにも破損がひどいときには、
直せないまたは直すとコストがかかりすぎる、
といった理由からそもそもリビルトしません。
原料の段階で、当然一定以上の基準をクリアしており、
それぞれに合わせた補修を行うことで、一定の品質を保っています。
いろいろあります!下記リストを参考頂くか、お急ぎの方はお問い合わせ下さい。
クルマが故障して、ディーラーや修理工場に持ち込み見積をしてもらうと、
高額な部品の代金がまぎれてる!なんじゃこりゃ~!!
そんな高額な部品をリビルト部品・社外新品・中古部品で手当てすれば、
きっと修理代はぐっとお安くすることができます。
代表的なラインナップとしては以下のような感じでしょうか。
【リビルト品】
・オルタネーター・セルモーター・デストリビューター・エアコンコンプレッサー
・パワステポンプ・パワステギヤボックス(パワステラック)・A/T・M/T
・エンジン・噴射ポンプ・ターボ・ドライブシャフト・・・
【社外新品】
・ラジエター・コンデンサー・オルタネーター・セルモーター・エアコンコンプレッサー
・フロントガラス・排気系(マフラー関係)・パワーウインドスイッチ・ブレーキローター・・・
【中古部品】
・バンパー類・ヘッドライト・テールランプ・ドア・ドアミラー・ハッチゲート
・座席・アルミホイール・・・その他クルマについてるものなら基本的には何でも!
代表的なものとしてはこんな感じです。
色々とラインナップされているので、修理の見積をもらって
高額な部品が記載されていたら、「リビルト部品」「社外新品」「中古部品」で
修理することができるか、顔なじみの修理工場などに聞いてみましょう!
もちろん、このブログからお問い合わせいただいても結構ですよ!
車検証をお手元にご用意下さい!
部品の問合せをしたいけど、どうすればいいですか?
といったご質問もいただきます。
部品を調べる際に必要な事項としましては、
- お調べする部品の名称
- 車検証データー(型式・車体番号・型式指定・類別区分)
この2点があれば、OK!!
車検証のデーターは、お乗りのクルマにどの部品がついているかを
特定するのに必要なため、必須資料となります。
例えば、おなじ年式のカローラでもグレードが違えばついてる部品の品番が異なり、
部品を送っても取り付けができない!形が違う!なんてことがあります。
だから車検証に記載されているアルファベットや数字が非常に大切なんです!!
それぞれ保証内容が異なります。
リビルト部品や、中古部品、社外新品。
純正新品に比べてお値段の安さがその魅力♪
では、万が一不良や故障があった場合はどうなるのか。
リビルト品・中古部品・社外新品それぞれ基本的な保証内容としては、
『代品対応』または『ご返金』という保証内容になります。
これは、万が一トラブルがあった際に、
無償で代わりのモノを出荷させていただく、もしくは、
代品が手当てできない場合はご注文いただいた分の製品代を
ご返金させていただくというもの。
期間的なものは、それぞれの部品によって異なります。
①中古部品
- 初期不良時のみ保証
- 1ヶ月、3ヶ月、6ヶ月保証
②リビルト部品~社外新品
1年・1万km、2年・4万kmなど
出荷もとの工場や、アイテムによって保証期間は異なりますので
自分が購入しようと思っている部品がどのような保証期間・内容か
良く確認する必要があります。
いろいろあります。
最近のハイブリット関係や、電動○○なんていう類は、
部品が手に入らなかったりする理由から直せない部品があります。
ただ、できる所とできない所も当然あります!
その辺は直接聞いてみるしかないですね。
持ち込みについては、
クルマを修理してもらうディーラーさんや修理工場さんによって見解が分かれます。
また、修理してもらう先とユーザー(あなた)との付き合いの深さでも変わってくるでしょう。
最近ではネットによるオンラインショッピングで、だいぶ“持ち込み”に対する考えは
緩和されたように感じますが、ちょっと前まではNGのところが多かったです。
なぜなら・・・
・修理工場の利益が減る
これは修理工場が部品を手配すれば、部品の仕入金額に自社の利益を乗せて、
工賃だけでなく部品での利益も上げることができます。
しかしこれがユーザー側で部品を手配されてしまうと、
部品の利益がなくなってしまいます。
こんなこともNGだった一因。
部品の持込をするなら顔なじみの整備工場に任せるのがいいでしょう。
普段から親しくしている整備工場なら、部品の持込も無理がきくでしょうし
万一、自分が手配した部品が原因で再トラブルが起きたときも
ある程度以上面倒を見てくれるはずです。
しかし、付き合いの浅いところや全くの新規で飛び込んだような間柄の工場では、
この万一の際に「あなたが手配した部品ですから」と言われかねません。
自分で部品を手配する→修理代を安く抑えることができる、
というメリットの裏側に自己責任というデメリットがあることは
十分認識しておく必要があります。
メリットを最大限に活用し、
自己責任というデメリットを少しでも緩和できるのが
“顔なじみの工場でお願いする”という事ではないでしょうか。
引っ越したばかりなどで、顔なじみの工場がない?
もし、ご希望であれば、
部品の持ち込みで修理の出来る整備工場を
紹介させて頂くことも可能ですよ。
※現在、持ち込み整備工場の紹介は業務多忙のため一時休止しています。再開は未定です。
要望の問い合わせが多くなり、結構手間も掛かかっているため・・・ごめんなさい汗
(そのかわり、お問い合わせ頂ければ整備工場を見つけるための“コツ”はお教えする事が出来ます!)
※部品のお問い合わせは、現在も24時間受け付けています。
もちろん、整備業者の方でも構いません。
ぜひ、うちの部品を使って頂き
その品質を確かめて頂けましたら幸いです^^
新たにお付き合いさせて頂く整備工場様も歓迎しますので、
きっと品質や値段にもメリットを感じて頂けると思いますので
長くお付き合いが出来ればうれしく思います。
また業販会員サービスもございますので、
業者様はこちらもご確認ください。
基本的にはディーラーや整備工場ですね。
個人で発注いただく(ネットで購入など)場合は、
工場へ部品持込後、工場からコア(※1)を返送してもらうか、
自分で取り付ける場合は、自分でコアを返却して頂く必要があります。
また、保証書にも記載がありますが、有資格者が作業を行なう事となっていますので、
資格無き者が取付し、不調になった場合はクレームがききにくくなります。
※1 コアについては以下を参照。
リビルト品のもとになる部品です。(食べられません!)
リビルト品は、元々ほかの部品から作られています。
あなたの車の部品をリビルト品に交換→
→古い部品(コア)はリビルト部品にリフレッシュ!
というリサイクルで、リビルト部品は成り立っているのです。
とってもエコですね♪
ですので、リビルト品に交換したら、
元々自分の車についていた部品、つまり「コア」を、
購入したところへ返却する必要があります。
コアが返却されない場合、
通常、工場からコア代を請求されてしまうので、ご注意ください。
自分でコアを返送する場合も、
購入したリビルト品の荷物に、
返送先への着払い伝票など一式入っていると思うので、
運送業者に集荷に来てもらうだけで、
それほど手間にもならないかと思います。
その他、上記で解決できない疑問がありましたら、こちらのお問い合わせフォームや、
コメント欄からもお気軽にご質問どうぞ。 ヒロが、素早く、丁寧を心がけお答えします♪
2012年3月18日